お葬式のハンカチについて

お葬式というと喪服が基本。靴やネクタイ・装飾品など皆気を使いますが、忘れがちなのがハンカチです。ただ、お葬式の場は亡くなった故人を想い涙する場面も多く、普段以上にハンカチが必要となる場合もあるのできちんと用意しておきましょう。ネクタイはお葬式は黒で結婚式は白と決まっているように、ハンカチの色の基本は白です。

これから準備しようという方は白を持っておくほうが無難でよいでしょう。無地のものがよいです。柄物や派手な色使いはやめましょう。なければ薄いピンクや水色・黒も許されます。

刺繍をあしらったものを持ってくる方も多いですが、派手すぎないことを心がけましょう。お葬式で白のハンカチが基本となっている理由は諸説ありますが、古来から神事や弔事は白装束をまとって行なう風習があることや、故人があの世に向かう際に着ていく服が白装束であることからきているともされています。葬儀・告別式いずれも白にしておきましょう。皆の悲しみの場面で派手な柄のハンカチは目立ってしまいます。

とにかく地味なものにしておきましょう。持ち物だけでなく、お香が焚かれる通夜や葬儀の場に香水をつけていくのも場に相応とは言えません。時計や携帯電話のアラーム音・着信音も事前にマナーモードに設定しておきましょう。読経中に鳴ると場の雰囲気を台無しにしてしまいます。

お葬式という場にふさわしい服装やそれに合わせた小物類を突然の訃報に慌てないように日ごろから準備して置くようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*