永代供養の知恵からして

ご先祖様を永代供養するとか、自分の両親の冥土での幸福を祈るとかということからすると、法要は大事にしたいものです。ところが、正直なところ、法事にかかわるお金はとして年とともに負担感が大きくなり、残された者としては、何でこのようなことにお金をかけなければならないのかと、思いたくなる時代になっているのではないでしょうか。通夜、告別式を終えたと思えば、すぐ七七忌法要、一周忌、三回忌、七回忌など、言葉は悪いけれど、立て続けにお金が出ていくこととなります。毎年、春秋の彼岸、盆、暮れの付け届け、それに加えて、施餓鬼とか、本殿改修とか、お寺さんにかかるお金は、馬鹿にならないというのが、多くの庶民の本音ではないでしょうか。

ですから、ある程度まとまった費用を用意しで、永代供養ができるのが一番いいと思うのは自然の流れとも言えそうです。一般の檀家形式のところでは、難しい問題がありますが、日本の古来の、しかも全国的に知られているところでも、このような考えを実現してくれるところがあります。そうなんです。一時にまとまったお金を用意し、お願いすれば、春と秋のお彼岸や、お盆、正月の四つのシーズンのお参りはもちろん、お墓を特に用意しなくても、お位牌のみ用意すれば、遺族に代わって永代供養してくれるというところがあります。

最近の家庭事情に鑑みてと言いたいところですが、そうではなくかなり昔からそういう仕組みを持っていたというところです。永代供養をしておいて、お参りは仕事の都合や家庭の都合で、行けるときに行くことができるとてもいい方法です。現代にマッチしているので、お奨めできるものです。

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