永代供養は現実的な選択肢です。

職業柄墓石を扱う業者の方とお話をする機会も少なくなく、父を早く亡くした事も有り、また自身も生涯独身の可能性が高くなった為、自分の老後と死後の事を考えざるを得ない状況下にあります。そんな私ですから、霊園を経営していらっしゃる社長さんと永代供養について、ビジネスではなく私自身の事として相談した事が有ります。日本で亡くなると、それこそ保険をしっかりかけていないと葬式代やらその後の念仏代等、家族が負担しなければならない費用は相当なものですが、私のようにそんな後を見てくれる家族も居ないとなりますと、問題はどうやって自分の身を処理するかだけとなります。伝統的な発想ですと、普通田舎では家が檀家に入っているお寺の世話になる訳で、埋葬地も自由にはなりません。

其処にはお寺同士のある種の縄張り意識が有るのではないかとすら勘ぐってしまう程です。しかし、永代供養を売りにしているその霊園経営者に実情を聞きますと、宗派も住んでる地域も関係なく永代供養墓に入れてくれるとの事でした。費用も50万円を大きく割り込んだ感じで、自分の為だけに新たに数百万もするような墓石を買う必要も有りません。何より有り難いのは、墓参に訪れてくれる親類が居なくても、霊園の方で毎年しっかり供養をしてくれるところです。

口約束ではありますが、冗談ではなくその霊園オーナーは私がもし死んだ場合は彼女の霊園で永代供養してくれると断言してくれました。別に私だから特別という訳ではなく、その霊園は日本全国どなたでも同じ対応をしているそうでず。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*